仕事を辞めて旅に出たカップルのお金事情
海外旅行に半年・・・というと、仕事は?!お金は?!
とよく聞かれます。
仕事
辞めました!
日本はなかなか半年もお休みをくれる会社ってないですよね。旅の間たくさんの旅人に出会いましたが、特にヨーロッパの方で「休職」という扱いで数ヶ月・数年、旅をしている方が多いのには驚きました。もちろん彼らが、会社が引き止めておきたいようなスキルを持っていることは前提ですが、そういうふうにポジションをキープしてくれるような体制って日本にはないな、と感じました。
わたしは専門職ではないので、帰国後また新しく職を探す覚悟で退職を決めました(彼はもともと契約の切れ目で、それが旅を計画したきっかけ)。
ブランクが仇となってしまう職種の方には難しい選択なのかもしれませんが、この旅でたくさんの経験をし、地球の裏側の全く違う文化で暮らす人たちの生活に触れ、人生のうちちょっと仕事を離れるくらい何てことはない、小さなことだ!と今は思えてしまう自分がいます。
お金事情
私たちのケースをばばーんと公開してしまいます。
旅の総費用:1人あたり約80万円(6ヶ月)
内訳ですが、
航空券代:約35万円 ※帰国前に実はブラジル/スペイン/フランスに寄り道しての金額
旅行保険代:約7万5千円
予防接種:約4万3千円 ※こちらの記事もご参照ください 「南アメリカに渡る前の予防接種について」
ここまでで既に47万円、なので南米・バンの旅の生活費自体は1ヶ月約5万円。日本で暮らすより安い、という結果になりました。
もちろんガソリンの消費を考慮した運転を心がけたり、外食が高い国ではひたすら自炊したり、無駄に高い入場料を取る施設ではいろいろ工夫したり(笑)苦労もありましたが、行きたいところ・やりたいことはほぼ達成できた旅でした!
ただ、自分たちの車での旅なので、故障やトラブル、予定外の出費が発生する可能性も高いと言えます。今回の数字はあくまでも旅を終えての結果で、予算としては120万円くらいを想定していました。
旅行中にお金を稼ぐ
また視点を変えて、旅の途中にお金を稼ぐというのも1つの手かもしれません。
バンで旅しているカップルで、自分たちが撮った写真で作った絵葉書や、手作りのアクセサリーを街中で売っている人がいました。それ以外にも、ホステルや牧場などで一時的に働いている旅行者にも会いました。パッションがあれば、そういう事に挑戦するのも違った旅の思い出になりそうです。
以上、旅にかけるお金というのは本当に個々で違うと思いますが、「南アメリカ・バン購入・6ヶ月・節約バージョン」の1つの例として参考にしていただければ幸いです^^