【番外編】ブラジルに入国できなかった話(3)
前回、前々回からの続きです。
入国を拒否されてチリ/サンティアゴに連れ戻された次の日、朝一でビザを申請しにブラジル領事館へ・・・しかし世の中甘くはありませんでした。
なんと申請自体に窓口の予約がいるとのこと。しかも最短の予約日は一週間後。リオでポリスに書いてもらった書類を見せて状況を説明しましたが完全にシャットアウトでした(泣)実はここで申請ができていたとしても、取得までに一週間~数ヶ月(笑)かかるという情報を得ていたので、道は閉ざされた・・・と思いました。
ちなみにリオを諦める=そのあとのリオ→スペイン/バルセロナ→日本までの航空チケットがすべてパーになる、という状況だったのです。
しばらく情報を探して見つけたのが、チリではなくお隣パラグアイでブラジルビザが即日発行してもらえる、というもの。サンティアゴからバスで30時間。すぐにサンティアゴの中心にあるセントラルバスターミナルへ。無数のバス会社窓口が並ぶ中から、パラグアイ行きのバスを運行している会社の窓口へようやく辿り着くと、
「次の出発は4日後です」
との返答・・・。4日後に出発して1日でビザが発行されたとしても、そこからリオデジャネイロまでの移動を考えるとアウトでした。(バルセロナ行き飛行機に間に合わない)
何か手はないか、日本語でポチポチ情報を探しているとブラジル領事館 in 日本の公式ホームページに辿り着きました。
ここでわたしの目に飛び込んできたのが『e-Visa(電子査証)』の文字。2018年1月から始まったウワサのあれです。4~5日で発行!44.24ドル!!
「神様ありがとう」でした。(この時点では)
パスポート/写真のアップロードのみで速攻申請完了。本日金曜日→ブラジル到着は次の木曜日。5営業日でギリギリ間に合うかも!な状況でした。
しかし、世の中世知辛いです。土日をはさんだ月曜「写真がぶれている」とのメールが・・・。予想外の突っ込みに反論したい気持ち満載でしたが、速攻で別の写真を再アップロード。解像度が少し悪かったことが予想されますが、審査・・・かなり厳しい印象です。
※ ちなみにこの期間、オンラインで確認できるビザステータスは「再提出が必要な書類があります」との表示のままでした。問い合わせ窓口(メール・電話・チャット)があったので、全ての手段で問い合わせをしましたが、メールは自動返信のみ、電話は日本語を話す外国人?なのかロボットのようで話が通じず、チャットでも毎回違う事を言われる・・・など正直めちゃくちゃでした^^;
フライト当日、eビザは届きません。航空会社が搭乗前にビザをチェックしないことを願いながら空港へ・・・。
カウンターですんなりチェックイン!第一関門は突破です。
この時点でのミッションは、もしリオに到着した時点でeビザが届いていなかったら、空港の中に一晩居座って、なんとしても金曜深夜のバルセロナ行き飛行機に乗ることでした。食料を買いこんで(笑)いざ2度目のリオデジャネイロへ!
続きはまた次回・・・!