車旅 in 南アメリカ

南米でバンを購入!2017年7月から6ヶ月、チリ、ボリビア、ペルー、アルゼンチンを車中泊しながら巡った旅の記録です。

世界でいちばん星がきれいに見える!星空観測ツアー

サンペドロ・デ・アタカマの滞在でメインの1つだった、星空観測ツアーに行ってきました。このエリアは地球上で最も星がきれいに見える(晴天率が高い?)ということで、各国が天文台を設置しているそうです。

 

満天の星空が見える国にはこれまでも行ったことがあったので、今回の目標は天体望遠鏡で「土星のわっかを見る!」ことでした。

 

何件かのツアー会社をめぐり、1グループの人数と望遠鏡の数のバランスがよかった『Space Obs』という会社のツアーに参加することになりました。"望遠鏡の数" ですが、大きなスペシャル望遠鏡がいろいろなもの(土星など)にあらかじめフォーカスされていて、それを決められた時間内に自由に見て回れる、というスタイルなので、1グループの人数が少なく、望遠鏡がたくさん設置されているほうが、順番待ちをせずにいろいろな星を見ることができる、という感じです。

 

その日は街の中で夜ご飯も済ませ、ツアーの集合場所へ向かいました。小型のバスに乗り込み、観測ポイントに向かいます。

 

到着してバスから降りると、まずは肉眼で空を見ながら、スペシャリストによる説明があります。星座とは何か、星座の見方、主要な星の見つけ方などです。事前に英語・フランス語・スペイン語を選ぶことができます。

 

そう言えば説明の前に、グループ全員に一人ずつどこから来たか?を聞かれたのですが、日本人はわたし1人でした!実はこの旅中、同じ場面が何度もあり、「日本人は初めてだよ!」と言われた場所も何箇所かありました(笑)やはり日本人は全てがセットされたパッケージツアーで旅をする人が多いのかなと感じました。

 

いろいろな天体の話を聞いた後、いよいよ天体望遠鏡での星空観測です。人の顔も見えないほどの真っ暗なエリアにいくつもの望遠鏡が設置され、それぞれ何が見えるかの説明を聞きます。(最初にいっぺんに説明されたためどれが何か全く忘れ、結局いちいち聞く羽目になりました・・・)

 

土星にセットされた望遠鏡は人気があり、少し並びます・・・

 

いよいよわたしの番・・・!

 

わたしが見たものを想像してください。丸い視野、背景は黒、その真ん中に白い小さな丸と周りを囲むほそーーい白い線。

 

以上

 

ちょっと期待しすぎたようです。なんか黄色や茶色のグラデーションがかった球体と、周りを囲む黄色いスベッとした枠・・・ようなものが見られると勝手に思っていました。

けれど、ちっちゃいちっちゃい白い土星はなんだかかわいく、逆にその小ささが土星がどれだけ遠いかを物語っているようでした。じわじわ感動したので「土星のわっか」は達成!!

 

その他いくつかの惑星や何年も前に爆発した星などを望遠鏡を通して見て、なんか・・・人間ってすごい(技術が)。って思いました。

 

この場所からではないのですが、アタカマエリアでキャンプした時の写真を1枚・・・空のほとんどが「星」でした^^

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 (2017年8月)

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