この旅でいちばん寒かったエル・タティオ間欠泉(2)
前回からの続きです。こちらで完結します ♪
朝5時半。あたりはまだ真っ暗です。極寒の地に備え、完全装備で挑みます。
わたしの装備 ↓
<上>
・モンベル 長そでインナー(ウール)
・ユニクロ タートルネックセーター(ウール)
・モンベル フリースジャケット
・バーグハウス ダウンジャケット(FP850)
<下>
・レギンス(ウール)
・ハイキング用パンツ(厚手)
・サンペドロで買ったアルパカ柄レッグウォーマー
・アイスブレーカー 靴下(ウール・中厚手)
<その他>
・ニットキャップ
・ボアのネックウォーマー
・フリース手袋
・マムート 登山シューズ
・ホッカイロ
この旅に持って行った服たちは別記事で紹介するつもりですが、アウトドア系のものは上記でほぼ全てです。総動員で挑んだ感じです(笑)
結果はと言うと・・・寒いものは寒い!
もちろん状況のせいもあって、今回日の出前から日が昇って少し経つくらいまでの約1時間、写真を撮るためほとんど動かずにいたからです。わたしは我慢がならず途中からぐるぐる歩き回っていましたが、彼は「つま先の感覚がない」と言っていました。
目の前ではもくもくと蒸気を上げながら水がボコボコと湧いています。この逃げ場のない寒さと触れないほどの熱さのギャップが、なんとも言えない不快感でした(笑)
けれど、観光客が来る前の誰もいない中、暗闇に昇る蒸気・・・この情景は、ちょっと不思議で美しい映像として今も記憶に残っています。
( ↓ こちらは少し明るくなってからの写真)
日がすっかり昇ってから(この時ほど太陽がありがたいと思ったことはありませんT T)、少し離れたところにある温泉(プール)のようなところに行ってみましたが、時期的なものなのか水が張っていませんでした。代わりに足元をちょろちょろと流れる水を触ってみました。(彼に危ないから絶対触るなと言われましたが、軽~く湯気が立っている程度だったので隙を見てタッチ!)
うん、あったかい。ただ、冷え切った手のひらで “あったかい” くらいだったので、温泉として入ったときどれくらいの温度感なのかはちょっと疑問です^^;
そんなこんなで、間欠泉自体は言葉から想像できるようなブワーーッと何メートルも吹き上がるようなものではなく、主に「蒸気」がもくもくと上がる風景を楽しむ、という感じでした。(日本のほうがすごいのあるのでは…と実は思いました。)
ちなみにこの日、水やオレンジジュースのペットボトルはいい感じに凍っていました!車内なのにどれだけ寒かったんだろう。。。
寒い寒いと書きましたが、ツアーで参加の方はご安心を。バスは間欠泉エリアのぎりぎり近くまで来ていて、車にすぐ戻ることもできそうでしたし、それぞれのバスではスタッフの方があたたかい飲み物を用意して待っていましたよ^^
(2017年8月)