はじめての5000メートル級登山!高山病にならなかった私がした事(準備編)
山歩きは好きだけれど、富士山にも登ったことがないわたし。
今回はじめて本格的な登山に挑戦しました!標高5604メートル!
主に高山病が心配でしたが、かなり良いデビュー戦になりました!今回、事前の準備もすごく大事であることを知ったので、共有させていただこうと思います^^
今回の登山、5000メートル級とは言っても、実はこの辺りの標高はすでに3000メートル前後。更に登山のスタート地点は標高5000メートル付近でした。登山自体はテクニックを要しないため、初心者に向いている山だそうです。
ただ、街からアクセスもしやすく1日で登れてしまう山だからこそ、標高差に気を付けなければいけないということでした。
私たちは、わりとどこの国でもツアー会社を通さず、自分たちでやってみよう!ということが多いのですが、今回はガイドをお願いすることにしました。やはりこの標高、2人とも未知の世界だったので。選んだのはサンペドロ・デ・アタカマ内にオフィスのある 『Vulcano Expediciones』というエージェンシーです。何ヶ所か話を聞いて回りましたが、こちらがいちばん登山に関する情報を詳しく教えてくれて、信頼できる感じだったからです。
登山の予約をする時にまず確認されたのは、いつサンペドロ・デ・アタカマ(標高約2500メートル)に到着したかということ。標高の低いところから来たばかりだと、やはり高山病の確立が高くなってしまうそうです。わたしたちはこの街にすでに何日か滞在していたので、最短の空き日で予約を取ることができました。
ここから、私たちが実践した登山前の準備です。特に食事!数日前から炭水化物をしっかりとることが大事だそうで、インターネットでいろいろ情報を調べて献立を組みました。
<2日前>
サンペドロ・デ・アタカマ内に体育館があり、ビジター利用できるトレーニングルームがあったので行ってきました。持久力系にしぼってバイクマシンやクロストレーナーを。ストレッチも込みで2時間半ほど体を動かしました。
そしてまずランチにエンパナーダ!南米ではかなり定番で、パン生地に具を包んで揚げたお料理です。国によって少しスタイルが違うのですが、ここサンペドロ・デ・アタカマではたっぷりのチーズとチキンが入った、大きい揚げ餃子みたいなタイプのエンパナーダをいただきました。
ディナーにはひき肉たっぷり豆カレーを。こちらは旅の定番メニューだったのですが、カレーと言ってもルーは使わず(売ってない?)、細かく切った材料をカレー粉とトマトソースでぐるぐる煮込むという料理(笑)です。これでご飯を大盛り食べておきました。
<1日前>
疲れない程度に体を動かそう!ということでウォーキングをしました。街を出てプカラ・デ・キトル(Pukará de Quitor)と名付けられたエリアをランダムに散策しました。帰りがけ夕日がとてもきれいでした。
この日はランチにハムと野菜のオイルパスタ。ディナーにはチキンのラップサンド。材料のトルティーヤ生地、鶏ムネ肉、トマト、玉ねぎ、アボカド、豆の缶詰、どれも街で買えるものです。チキンはたっぷりのスパイスで炒め、巻き巻きしながら食べました ♪これで炭水化物もばっちりなはず。
そして前日の十分な睡眠がとても大事ということで、その日は早めに寝ます・・・
当日のエピソードは次の記事に続きます ♪
(2017年9月)