購入したバンで初めての国境越え!チリからボリビアへ
しばらく滞在したサンペドロ・デ・アタカマをあとに、いよいよボリビアへ突入です!
車で国境を渡る・・・EU以外の国で初めての体験です。
街を離れる前にしなくてはいけないことがたくさんありました。というのも、ボリビアに入ってウユニに到着するまでは、町という町がないからです。ある程度の食糧・水(飲料水/生活用水)・燃料、そしてタイヤの空気圧チェック、大事なシャワー!しばらく機会がない覚悟です(笑)
燃料(ディーゼル)ですが、私たちのデリカ、内蔵タンクに加え10リットル・22リットルの2つの予備タンクを積んでいました。これを全て満タンにし、道の状態によって変わる燃費から、何キロくらい走れるかを常に計算していました。
今回通過するのは ヒトカホン(Hito Cajón)と呼ばれる国境。チリ/サンペドロ・デ・アタカマからボリビア/ウユニを目指すルートではこちらを通過していくことが多いようです。
自分たちでこの国境を越える場合、注意しなくてはいけないのが出国の手続きです。
チリ側のイミグレーションはサンペドロ・デ・アタカマ内にあり、そこへ立ち寄って通常通りパスポートにスタンプをもらう「人」の出国手続きをします。そのあとカスタム(税関)へ行き、車の手続きをします。チリの場合は、チリ入国時に発行してもらったスタンプ入りの登録用紙を提出するという手続きでした。
街を出発し、1時間ほど何もないところをひたすら走って国境を目指します。この間、「うちらって今どこの国にも属していない状態だよね!」と気がつき、記念写真をたくさん撮りました(笑)
国境(ボリビアのイミグレーション)に到着するとなんと!サンペドロ・デ・アタカマで知り合いになったスペイン人グループと偶然再会しました!
彼らはウユニへ行くツアーに参加し、チリに戻ってきたところでした。みんな顔がすごく日焼けしているのが気になりましたが、情報交換もしつつ、しばし再会の時を楽しみました^^
そしてイミグレーションで今度はボリビア入国のスタンプをもらいます(特に問題なし!)。車の手続きについては、今回カスタムが少し離れたところにあるため、車の手続きはしないまましばらく旅をすることになります。おそらくこの旅でイミグレーションでの手続き(人)とカスタムでの手続き(車)が同時でなかったのはこの時だけだったと思います。
無事ボリビアに入国をしましたが、この時はまだ、この国でたくさんの過酷な事態が待ち受けていることなど全く予想していませんでした・・・
いろいろなエピソード、続きます♪
(2017年9月)