念願の!!マイカーでウユニ塩湖
私たちの改造バン・デリカと共に、あの何もない真っ白地帯で2泊3日を過ごした記録です ♪
おそらくこのブログのメイン記事の1つになるでしょう!(笑)
まずはウユニについて。今回実はよく知らなかったことが、ウユニ塩原には雨季と乾季があること。日本のメディアは雨季で水の張ったウユニ塩原を前面に押し出しているということに、行って初めて気付きました。
わたしもウユニ塩湖と言う呼び名からもちろん湖だと思っていて、一面に水が張ったところに、鏡のように空が映りこんでいるあの風景を想像していました。なので彼が突然
「水?今の時期ないと思うよ」
と言った時、えーー!!じゃあ何を見に行くの?!と思ったのを覚えています(笑)
あちらでは、あの ‘有名な風景の場所’ をサラー・デ・ウユニ(Salar de Uyuni)やソルトフラット(salt flat)と呼んでいました。地球上で一番フラット(平ら)な面積が広い場所なのだそうです。
そういう訳で、夜空の星が水面に反射している頭の中のイメージ図を、「ひたすら塩」に切り替えたのでした・・・!
※とは言っても、雨季のあの素晴らしい風景は厳しい条件が揃わないと見ることができないそうですね。。
ソルトフラットで2泊する予定だったため、街でいつも通り物資の調達です。主に水と食料。BBQをやる!という目標もあったので、お肉屋さんで量り売りの肉も買ってみました。
そして街から25キロほどのところにあるウユニ塩原の入り口を目指します。コルチャニ(Colchani)という小さな集落を通り過ぎてオフロードになると、得意のウォッシュボード祭りが始まります。ツアー用のかっこいいランドクルーザーたちに、いつもながらガンガン追い抜かれていきます(笑)
“ウォッシュボード” について書いた記事はこちら ↓
この旅でいちばん寒かったエル・タティオ間欠泉(1) - 車旅 in 南アメリカ
泥道がやがて白っぽくなってきて、いよいよ塩原エリアに突入です。
この塩の上、全体がヒビ割れのようになっていて、塩の結晶が盛り上がった割れ目部分が結構固く、タイヤにとても良くなさそうでした。道という道はないのですが、車が多く通る場所はこのヒビ部分が少しならされるため、遠目にはうっすらとタイヤ跡が見えます。私たちは基本このタイヤ跡のある箇所を走って行きました。
そして今日のキャンプ地探しです。さすがにこのフラットな場所では条件も何もありません(笑)幸いこの日は風もあまりなかったので、たった1つの条件は「他の車も人も何もないところ」。ツアーのランドクルーザーたちのヘッドライトが1つも見えなくなるまでガリガリガリと車を走らせます。
スポットを見つけた私たちが次に気付いたのは、道がない=どこでも道=車がいつでも突っ込んでくる可能性がある、ということ。寝るときは、緊急時用に車に積んである三角形の反射板や、蛍光色の安全ベストを引っかけたテーブルを車から離れたところに配置しておきました。
夜は少し風も出てきてしまい極寒・・・描いていたのはウユニの真ん中でたき火+毛布にくるまって焼きマシュマロ、でしたが、現実は彼がやっとのことで火をおこし、必死で肉を焼き、車の中でディナータイムという「ウユニじゃなくてもいいやつ」になってしまいました(笑)
それでも、どこまでも続く真っ白な塩原と満点の星空を独り占めできた気分は最高でした!!
ウユニエピソード、まだまだ続きます♪
(2017年10月)