地元メシを満喫したり現地の学校に生徒のふりして潜入したりしたボリビア・スクレの思い出
ボリビア ポトシから更に北方向へ150km、たどり着いたのはスクレ(Sucre)という街です。
スクレはかつてボリビアの首都(憲法上は今も首都)でしたが、現在はラパスが事実上の首都になっています。街の規模は、前回立ち寄ったポトシ < スクレ < この後行くラパス という感じです。
ここスクレは観光客もたくさんいたせいか、あまりボリビア感を感じませんでした。かなり久しぶりのスーパーマーケットもあります!(いつしか指標になっています)
スクレではいろいろ観光もしました。市民の方たちが集う大きな公園(Simon Bolivar Park)でくつろいだり、教会(La Merced)、歴史博物館(Casa de la Libertad)、伝統織物のギャラリー(Museum of Indigenous Art ASUR)にも行きました。
そしてポトシですでにお気に入りだった市場のスタイルですが、ここにもとても大きな中央市場があり、朝・昼・晩と地元メシ?を満喫しました!
更にこの市場の中でお気に入りだったのが、果物屋さんコーナーとティータイムコーナーです。果物コーナーではおばちゃんたちが大盛りのカットフルーツをサーブしていて、夕食後のデザートに最適です!しかも安い!
“ティータイムコーナー” はわたしが勝手に名付けましたが、こちらで有名なドリンク『アピ(api)』と薄いパン生地を揚げた『パステル(pastel)』を出しているお店が並んでいて、地元の人がみんなちょっと立ち寄っておやつタイムを過ごしていくのです。
このアピ、ガイドブックなどにも載っていますが、とうもろこしから作った甘くてとろっとした温かい飲み物で、紫色のとうもろこしから作った赤(紫)バージョンと白いとうもろこしから作った白バージョンがあり、これの赤に2人してすごくはまりました!
このあと立ち寄る町々でも、常にアピ屋さんを探すようになります(笑)
そしてスクレでの滞在も、街の中バージョンでした。
あらかじめ「iOverlander」でターゲットにしていた場所が工事中でアクセスできず、ぐるぐる回ってたどり着いたのが丘の上にある建設中の競技場!
近くに学校と刑務所があり、人通りが少ない割には安全な感じのエリアでした。
プラス夜景がなんかきれい!
ただ困ったのはトイレ・・・レストランや市場まではだいぶ距離があるし、その辺の草むらで、、と思っても刑務所の監視の人が高台のようなところから24時間見張りをしています。厄介だったのは、わたしのお腹の調子が良くなかったこと。ある朝、やばい!トイレ探す余裕なし!な状況に陥り、冷や汗ダラダラな中とっさに思いついたのが学校へ潜入作戦でした(笑)
あえてリュックを背負い、生徒に紛れて登校!ラッキーなことにすぐにトイレが見つかり、神様ありがとう・・・な瞬間でした。
このあと、ギャラリーに行ってみてすっかり興味を持った伝統織物『ジャルカ織』の本拠地ポトロへ旅するエピソードへと続きます ♪
(2017年10月)