車旅 in 南アメリカ

南米でバンを購入!2017年7月から6ヶ月、チリ、ボリビア、ペルー、アルゼンチンを車中泊しながら巡った旅の記録です。

とてもオーバーランダーらしい日々とボリビアでガソリンを買う難しさ

ボリビアの大きな街、スクレから北東へ約500km、2日かけてサンタクルスという街を目指します。

 

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1日目は途中小さな町の食堂でランチをし、ひたすら車を走らせます。ちょうど全体の半分くらいまで来ることができました。

 

この日『iOverlander』で見つけたキャンプスポットは、この旅でもかなり上位に入る良いロケーションでした ♪

メインの車道を外れ、川に向かって下りて行きます。ちょうどメインの道路を見上げるような位置に程よいスペースがあり、茂った草と大きな柳で周りからの視界も遮られたプライベート空間です(笑)

暗くなるまで川で水切り(平たい石を水面に投げて跳ねさせるやつ)をしたり、川に向かって投げた石が向こう岸に届くかどうか競ったり、なんだか大笑いしながら遊びました。

 

気温もよく、蚊もいないので、LEDランタンを柳に引っかけて外でご飯を食べ、ビールを飲み、久しぶりに「そうそう!こうゆうのがやりたかったのよ!」な感じでした^^

(夜草むらの中にトイレに行った彼は、ありえない大きさのクモを見た…と言っていましたが)

 

次の日出発すると、いきなり道の片側にたくさんのトラックが止まっているのが見えてきました。そのまま進んでいくと、いやな予感的中。工事のため通行止めになっているようです。1時間ほどで作業が終わってゲートが開くとのことで(もちろん1時間以上は待つ覚悟で)他の車同様そのまま道路に停まって待つことにしました。

幸い道の脇は草が茂った崖になっていて、下って行くとトイレスポットも見つけられそうな場所だったので、本を読んだりしながら気長に待ちました。

 

その後無事ゲートが開き、今日私たちが目指さなくてはいけないのがガソリンスタンドでした。数少ないガソリンスタンド、移動距離を計算しながら常にロケーションをチェックするのですが、この時あてにしていたラ・パリサダ(La Palizada)という街に到着すると、なんとガソリン/ディーゼル全て売り切れ!次に供給されるのは○日後・・・

地図上でそこから45kmほど先にもう1つガソリンスタンドのマークを見つけ、ぎりぎり行けるか!という距離だったので次を目指すことにしました。

 

ぐねぐねとカーブだらけの道で、ディーゼルの消費量の予測がつかずヒヤヒヤでしたが、どうにかロス・ネグロス(Los  Negros)という小さな町に到着しました。

ガソリンスタンド、ちゃんとありました!ディーゼルもあります。

ほっと一安心ですが、ボリビアでは本当に燃料の確保に苦労しました。スタンドがあっても、外車(カナダナンバーだったので)には売ってくれないところがたくさんあるのです。売ってくれても値段が高かったり、ポリタンクにしか入れてくれなかったり。国的にそういう決まりがあるようです。

このポリタンクから車のタンクにディーゼルを移す作業、本当に面倒なのです。タンクはめちゃくちゃ重いし手は臭くなるし地面にこぼれるし。

 

この日はの夜は昨日と打って変わって泊まる場所探しに苦戦します。。。

iOverlander で見つけた場所を目指して入った脇道は、車1台やっと通れるくらいの草が茂った細い細い道。途中、車がすれ違う時用なのか、少しのスペースがありましたが、デリカを停めるには狭すぎます。結局この道を引き返すことになり、このスペースを使ってUターンをするのですが、何回切り返したでしょう(笑)わたしが車から降りて、センチ単位で車を動かして行きます。

この日から『狭い道に入る時は、先に車から降りて人が見に行く』という新しいルールができました。

 

次の記事ではついに!あの事件の全容が明らかに・・・!!(笑)

 

(2017年10月) 

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