トレスデルパイネ
失礼極まりない国境越えや(根に持ってる)、70キロ続くウォッシュボードを経て、ようやくトレスデルパイネ(Torres del Paine)へのトレッキング入口となる国立公園のウェルカムセンターに到着しました!
ビジター用の広い駐車場、建物の中には売店やカフェ、きれいなトイレも整備されていて、快適なステイができそうです。
更にはお手洗いの水道からお湯が!
...髪の毛を流さないように注意しながら、洗髪、させていただきました!
そう言えばもう1つ、ここへ到着する前に車中泊した山道で、野生のスカンクに遭遇しました!『動物園以外のところで見るとすごくびっくりする』シリーズ!とてもかわいかったです♪
ビジターセンターに到着した日はお天気が良くなかったので、トレッキングは一旦見送り、急遽飲み会となりました(笑)買ってあったスパークリングワインを開けたところ、ついもう1本と赤ワインも開け、2人してそのまま寝落ちするという、なかなか日程の限られた旅行者にはできない時間の使い方をしました。
翌朝、朝日のあたるトレスデルパイネを拝むために6時起き!をしたのですが、この時間はあくまでも駐車場から ”遠目に見る” ための起床時間です。
本来はこの朝日が当たる絶景を間近で見るために、もっともっと早起き→日の出に合わせてトレッキング、をするのですが、わたしは6時起き + チラ見バージョンを選びました(笑)
そして、この日も天気があまり良くなかったのですが、9キロほどのトレッキングに出かけることにしました。
なんとか雨に降られずゴールにしていた展望場所まで辿り着き、持参したサンドイッチでランチをしてくつろいでいました。が!急に雲行きがみるみると怪しくなり、雨が降り出しました。
少し待ちましたが止む気配がなく、下山を開始することにしました。
もちろん雨用のギアは装備していましたが、雨の中を黙々と歩き続ける感じで、耳元で鳴るザーザーという雨音がこの時の思い出として強く印象に残っています^^;
翌日はまたウェルカムセンターの充実した駐車場で引き続き少しゆっくりしてから、los Cuernos というグレーと黒のコントラストが不思議な山を見に1時間ほどのハイキングに出かけました。
このハイキング、この旅の「強風スポット」3位以内には入るものすごい強風で、リアルクリミナルマインド、できました。
その後パークを出発し、ある展望スポットをステイ場所に選びましたが、はたまたものすごい強風です。そしてついには移動を余儀なくされました。
この旅全体で、夜ベッドに入ってから車移動をさせられたのは2回目です。
1回目はペルーの小さな町のはずれで、警察に「人気がなさ過ぎて危ない」との理由で、中心地の広場へ移動するよう言われました。(記事はこちら↓)
ちなみに最終的に移動は免れましたが、夜寝てから、通報されて警察に起こされたこともあります(泣)(記事はこちら↓)
そして今回、さすがに車が横転することはないだろう。という気持ちが揺らぐほどの風でした!!笑
(2018年1月)
車の買い手探しと、アルゼンチンからチリへの国境で起きた日本人には信じられない出来事
次の目的地へ向かう前に1つ。
この頃から並行して行っていたのが、この車の次の買い手探しです。
南米で車中泊の旅をするにあたり、チリで購入したデリカ。
自分たちが購入したウェブサイトに、既に買い手募集の投稿はしてあったのですが、実際にコンタクトを取って会ってみる、という段階に入っていました。
連絡をもらい、ここカラファテで訪ねたのはレストランを経営している紳士でした。
詳細なスペックや入手経路の説明、試乗もしてもらいました。残念ながら今回はスペック的に条件の合わない部分があり(とてもメカニクスに詳しい方でした!)取引はナシとなりましたが、経営されているレストランでビールをご馳走してくれました^^(更には wifiを利用させてもらい、数時間ステイ 笑)
さて、ここからトレスデルパイネ(Torres del Paine)に向かいます!
そして再びやってきました。恒例の『国境越え』
今回はアルゼンチンからチリへ戻ります。
そしてまたまた恒例!事件勃発です(泣)
今回わたし、キレました。
デリカには、わたしが設計(適当)・製作を担当した自慢の折りたたみキッチンが装備されています。
写真のように、バックドアを開き、木の板をパカッと開けて使うのですが、今回はどこかであった車のスキャンなどというハイテクさは全くなく、車内を確認するのでこのキッチンの板を開くようにと言われました。
その瞬間・・・
まさかと思いましたが、担当者がセキュリティの犬(嗅覚を訓練された犬?)に『行け』と合図したのです。
かなりガッチリした犬に急に飛び乗られ、もちろんその衝撃に耐えられなかった手作りのキッチン。。。蝶番部分の木が割れ、釘で打ち込んでいた鎖も外れ、無残な姿にTT
いくら検査のための犬だからと言って、オーナーに断りもせず飛び乗らせるなんて!!!その上、壊れてしまったのは一目瞭然なのに担当者はシラ~です。
日本ならぜっったいにない!ありえない!!と思ったわたしは一気に文句をまくしたてました!(日本語で。)
するとその担当者が「ここはチリなのだから、スペイン語で話してもらわないと分からないなぁ」みたいなことをぽつり。(スペイン語でしたが意味は捉えました。)
ブッチーーーン
ーーー その担当者の態度と、手作りキッチンを壊された悔しさと、軽い人種差別を感じたわたし。
「そーですか!!じゃああなたが日本に来た時は日本語でしゃべってくださいね!それができなければ誰も何もあなたのことなんて助けませんから!!」
(日本語で。)
すっきりしたような、相手に何のダメージも与えられていないような(笑)、何とも腑に落ちない悔しい思いをしたのでした。
気を取り直して、次の目的地を目指します!!
(2018年1月)
ペリトモレノのグラシア(氷河)と 〇ヶ月かけて届いた絵ハガキ
これから私たちが向かうのは、ペリト・モレノの「グラシア」=「氷河」です!(Glaciar Perito Moreno)
この旅で訪れた場所の中には、なかなか写真だけでは伝わりにくいすごさや感動がたくさんあるのですが、このグラシアの写真は、見せただけでけっこう良い反応をもらえます(笑)
わたしの中でも、この旅で ”行ってよかった場所” のかなり上位に入ります^^
氷河を見に行く前に、カラファテという街にあるグラシアリウム(この氷河の博物館)に寄って、まずはいろいろ学ぼうということになりました。氷河と言われてもあまり親しみがないし、この博物館に行くまでは、氷河がどんなものなのかよく分かっていなかったので、とても勉強になりました!!
入場料は360アルゼンチンペソで、当時のレートで約2000円だったので、これまでの南米の旅で、基本的に物価は安めだと感じていた私たちには、少し高価に感じました。
ちなみに・・・この記事を書くにあたり、公式ホームページを確認してみたところ、現在の入場料がなんと1400アルゼンチンペソに値上がりしていました。びっくりしてレートを調べてみると、約1500円の換算でした。恥ずかしながら最近の世界経済について全く知らず、アルゼンチンペソが急落しているということにとても驚きました @@
グラシアリウム 公式サイト:https://glaciarium.com/es/
翌日はいよいよグラシアに向かいました!!
(こちらも当時の入場料は500アルゼンチンペソでしたが、現在800アルゼンチンペソとなっているようです。)
入場すると、何種類かのウォーキングコースのようなものが、氷河を見渡せるウッドデッキのような形で設置されており、そこを写真を撮りながら歩きました。
たまに雷のようにお腹に響く『ゴゴゴゴゴゴ』という音が聞こえてきました。
氷河の一部が崩れる音のようです。残念ながら私たちは音を聞いただけで、実際にその場面に遭遇することはできませんでした。インターネット上の動画などでその様子を見ることができますが、実際に現地で聞いた音を考えると、生で見たらかなり迫力があるんじゃないかなと想像できます!
グラシアを満喫したあと、ショップで絵ハガキを購入し、その場で日本宛に投函してきました ♪(郵便ポストも設置されていました^^)
余談ですがこの絵ハガキ・・・なんと7か月後に日本の自宅に届くというミラクルを起こしてくれました!笑
というわけで、ペリトモレノのグラシア、とてもおすすめです。
次回、これまた有名なトレス デル パイネ(Torres del Paine)を目指します ♪
(2018年1月)
フィッツロイでの年越しと、ハートを撃ち抜かれた1枚のメモ
この旅の中で迎える年越しを、フィッツロイで迎えることになるとは!
トレッキングコースのゴール地点である『ロス・トレス湖(Laguna de los Tres)』でフィッツロイを拝んできた私たち。すでにテントを張ってあったキャンプ場まで戻って一息つき、レンタルした小さなバーナーを使って夕飯を準備しました。
ご飯を食べて少しゆっくりします^^年越しとは言え、特にパーティー的な雰囲気もなく、静かな夜です。
夜中の12時が近づくと、みんな何となくテントから出てきて、付近にいる人たちの間でカウントダウンが始まりました☆
真っ暗な山の中、月明かりがとてもきれいな夜で、みんなで控えめに「ハッピーニューイヤー」を言い合い、何とも平和な新年の幕開けでした。
さて、彼は朝日に照らされたフィッツロイの写真を撮るべく、3時起きでもう一度ロス・トレス湖へ。わたしはあの30分の崖にもう一度挑戦する気力がなく、しっかりと睡眠を取ることを優先させました!^^;
そして彼の努力の賜物である写真だけを、このブログ用に拝借するという(笑)
翌日、3時間ほどかけて下山し、お昼ごろには街に戻ってきました。
まずは腹ごしらえと言うことで一軒のレストランを選び、豪快なビーフバーガーをオーダー。しかし、このログハウス風のなかなか良い感じのレストラン・・・待てど暮らせどなかなか料理がでてきません。周りを見渡しても、みんな同じように待っている様子・・・
結局1時間以上かかってやっと注文の品がサーブされました。限界にお腹が減っていたのですごく美味しかった気がしますが、思い出としてはこの待ち時間のことが色濃く残りました(笑)
さて、デリカに戻るとフロントガラスのワイパーに2つ折りの紙切れが挟まっていることに気が付きます。
パッと開いて見ると『君たちの車、見つけたよ!18:00に〇〇(店名)で待ってる』のメモ!(inフランス語)
ずきゅーーん @@
なんてなんてかわいいことをーーー!!!
このメモ、なんと彼がボリビアでワイナ・ポトシの登山をしたときに出会ったベルギー人カップルからのものだったのです!
彼らも同じく南アメリカを旅していて、もしかしたらパタゴニアエリアに着くタイミングがまた重なるかも・・・とふんわり予測していたところでした。
スマホなど、いろいろ便利になったこの時代に、あえての手書きメモ!
わたしはこのアナログな演出に、完全にハートを撃ち抜かれました(笑)
もちろん、約束の時間にお店に向かった私たち。
ボリビア以来の彼らの姿を見つけ、めちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています。
彼らも、見覚えのあるデリカをたまたま見つけ、相当盛り上がったと後から聞きました^^
その日は彼らの別の友達であるカップルも合わせて6人、素敵なワインバーで久しぶりにワイワイと過ごしました ♪♪
そして・・・
私たちの旅もいよいよラストスパートに入っていきます!!(>_<)
(2018年1月)
神々しいフィッツロイと斬新な水の飲み方
12月31日 大晦日。
いよいよこれからフィッツロイのトレッキングコースに出かけます!
今回デリカは、登山口にある無料の駐車場に停めて行きました。
出発前の最後のランチは、車のキッチンでジュージュー焼いた大きなソーセージをメインに!その後、持っていく荷物をバックパックにまとめたり、車の中で着替えて身支度を整えたり・・・本来ホテルなどの宿泊先で準備をして、レストランで食事をして、というプロセスが、入口前の駐車場で全て完結できます。笑
いよいよ登山口のゲートをくぐり、出発した私たち。
・・・
スタート早々、どこからか『ギャーーン』という何かの鳴き声が聞こえます。。。
人の声ではなさそうだけれど、何の動物か全く分からないような初めて聞く鳴き声です。まわりの人たちもキョロキョロとし始めたところに現れたのは、、、
野生のキツネでした!!
口を大きく開けて『ギャーーーッ』と鳴くキツネ・・・
♪ こぎつねコンコン ♪ のイメージだったので、若干ショックを受けました^^;
さてコースはと言うと、ほとんどアップダウンもなく歩きやすい道で、周りに咲く花の写真なんかを撮りながら、わりと余裕のある感じで歩くことができました。
途中、フィッツロイを望むことができるスポットもありました。
6時間ほどかけて、ようやくキャンプ地に到着です。
厳しいコースではなかったものの、やはり1泊分の荷物を背負ってのトレッキングはそれなりに体力を消耗しました。けれど最終目的地はもう一歩先です。
この時点で先にテントを張り、貴重品や必要なもの以外の荷物は置いて、最後の30分、ラストスパートです!
この30分・・・ここまで歩いてきたコースに比べて、激しめのやつでしたTT
岩だらけの崖を登っていく感じで、足をかけて両手を使ってよじ登るような箇所もありました。更には水が溜まっていたり泥だったり・・・彼はあっという間にわたしを置いて行ってしまいました。。。(そういうのには慣れています!)
足場を探しながら黙々と登っていく・・・自分との闘いです。
やっとこの急な岩場が終わり、視界が開けますが、「道」と呼べるようなものが急になくなります・・・。周りには誰もいない、風はヒューヒューと冷たい、どっちに行けばいいのか分からない・・・なんだか月面にいるような感覚でした。行ったことないけど(笑)
半分賭けのような感じで、ある方向に進んでみると、ゴール地点である湖が見えてきました。
彼と、途中わたしを追い抜いて行った一組のグループがいるのも見えます。(ちなみにこのグループの子たちは、わたしを追い抜いていくときに「大丈夫?」と声をかけてくれました^^)
そして湖の向こうには!!
もう、何だか少し神がかったような空気を感じます。
しばらくフィッツロイのその姿に見とれた後は、そのグループの子たちとお互いの写真を撮り合ったり、その中の1人の男の子がやっていたのをまねして、湖の水を飲んでみたり。
まねをしたと言うのは、その子の斬新な飲み方・・・岩にうつぶせに寝転がり、湖面に直接口を付け、手を使わずに飲むという(笑)
すごくすごく冷たくて、美味しい水でした。
この飲み方も相まってか、壮大な自然のエネルギーを直接取り込ませてもらったような、ちょっと面白い感覚でした。
その後キャンプ地まで戻り、年越しを迎えます^^
次回へ続きます ♪
(2017年12月)
ついにフィッツロイへ!エルチャルテンでの車中泊場所と事前準備
まさかの ”ガソリン切れガソリンスタンド” から約460キロ。(詳細は前々回記事にて ♪)
12月30日に、予定通りフィッツロイへの登山口がある街、エルチャルテン(El Chaltén)に到着しました!
ちなみに、フィッツロイ自体に登るのではなく、”フィッツロイを展望できる” コースのトレッキングをします。フィッツロイは、ぱっと見でもほぼ垂直なんじゃないかというくらいのとんがった岩山。これ自体に登るとなると、もうプロフェッショナルの域なんじゃないかなと思います。
早速インフォメーションを訪ねてみます。
さすが世界中から観光客がやってくるであろうこの場所・・・!
全体の登山コースが分かりやすいよう立体になっている地図をはじめ、フィッツロイの歴史を紹介するパネルや季節ごとの動植物の紹介(はく製までありました!)、そして何より、詳しいスタッフの方が何人もいて、いろいろと説明をしてくれたり、コースや天気の情報、服装のことなどを気軽に相談できるような感じでした。
基本情報を入手した私たち。キャンプ場で年越しをする、一泊二日のトレッキング計画を立てました。
【今日】
・テントなどのレンタル品を予約
・必要な食料などを揃える
【明日】
・ランチを済ませてから登山開始
・ゴール地点の少し手前にあるキャンプ場『ポインセノット(Poincenot)』まで行き、テントを設置
・少し身軽な状態で、ゴールである展望ポイントの湖『ロス・トレス湖(Laguna de los Tres)』へ
・キャンプ場に戻り、年越し
【明後日】
・余力があれば元旦の日の出に合わせてもう一度『ロス・トレス湖』へ(3時起き)
・テントをたたんで下山
レンタルショップは3件ほど訪ね、一番値段が安かったところに決めました。
2人用テント、寝袋の下に敷くマットレス、携帯用ガスバーナーをレンタルしました。
食料は夕食用に缶詰のトマトシチューとクスクス、朝食用にシリアルとヨーグルトを持ち、水は2人合わせて2リットルボトル × 3本を準備しました。
ありがたいことに登山口に専用駐車場があるため、明日はデリカをそこに停めて出発しますが、今日は iOverlander で見つけたスポットで一泊です!
街の端に川が流れているのですが、その河原に道路との高低差でちょうど周りから見えないスポットがあり、車中泊にはもってこいの場所でした^^ 少し離れたところに先客がいたので、ぎりぎり視界から外れるように車を停めます。
街の中での食事は登山後の宴にとっておいて、今日は河原で自炊です!
次回、実際のトレッキングに続きます ♪
(2017年12月)
強風に負けたルーフボックスの話
風、いつものことながら強いな~
助手席からぼんやり外を眺めていたわたし。
そして視線はサイドミラーへ・・・
なんか飛んでってるな~
っっておおおい!!
自分たちの荷物ーーー!!!
慌てて路肩に車を停める彼。ちなみに見渡す限り他に一台も車が走っていないようなところです。
外に出てみてすぐに状況を察しました。と言うのも、車の上に取り付けてあるルーフボックスの蓋が飛んでました(笑)
幸い、私有地と区切るための鉄線が道路に沿ってずっと張ってあり、飛んで行ったもののほとんどがそこに引っかかってくれていました。ルーフボックスに入れていたのは主に車のメンテナンスグッズ。スプレーボトルやらスモークフィルムの残りやらビニール袋に入った工具やら・・・!無くなってももちろん困るのですが、それよりも自然界に巻き散らしてしまっては良くないものばかりだったので、2人で慌てて回収してまわりました!
強風の中、結構な距離を走り回ることになり、かなり体力を消耗した私たち・・・
ところがもっと大変だったのはここからでした。
ルーフボックスの蓋は、閉じ口の一部が緩んですでに危うい状態だったので、両側がフックになっているゴムロープでルーフラックに固定してあったのですが、この強風に負けてしまったようです。
この風に耐えられるよう、今度は別途所持していた、トラックなどで使う荷物固定ベルトでルーフボックスとルーフラックを固定することに。。。
しかしこの作業・・・なんせものすごい強風(しかも結構冷たい)の中です。わたしがデリカのタイヤの上に乗って万歳をするような格好でルーフラックの蓋を全力で抑え、その間に彼が車の左右にまわりながらベルトをぐるぐる巻いていきます。
わたしの腕の力が限界間近のところで、なんとか作業が完了。体は冷え切り、2人とも車の中でしばらく仮死状態でした。
時に、予想外のトラブルに自分たちだけでなんとか対応しなくてはいけないこの旅、体力勝負なところ、あります・・・
気を取り直して、再びフィッツロイに向けて走り出した私たち。
今度は彼が「あっっ」と叫ぶので「また飛んだかっ」と咄嗟に思ったわたしですが、なんと!かわいらしいアルマジロに遭遇しました ♪♪
ぴょこぴょこ歩く姿に癒されました ♪
次回いよいよ、フィッツロイへの玄関口となるエルチャルテン(El Chaltén)に到着です!
(2017年12月)