車旅 in 南アメリカ

南米でバンを購入!2017年7月から6ヶ月、チリ、ボリビア、ペルー、アルゼンチンを車中泊しながら巡った旅の記録です。

ジャングルでも車中泊。いろいろ見ないほうが良いこともある話

ジャングルの夜・・・

 

まずはシャワーです。草むらの中にワラぶき屋根の小さな小屋・・・汗でベタベタのまま寝るのと、どっちを取るか一瞬迷います。

シャワーをとったわたしは、ダダーッと走って小屋の中へ。

電気はないのでヘッドライトを傍に置きますが、壁とか周りはあまり見ないようにします。これ、重要です(笑)パイプからジョボジョボと出る水で素早く髪と体を洗い、

この日は何事もなくシャワータイムクリア!

 

次にトイレ。掃除用のブラシを置くプラスチックの台にヒビが入っています。・・・と思ったらクモーーー!!でかっ!足長っ!T T

 

気を取り直して車に戻り、最初に見ることができたのは、蛍たちのショー。

日本で見たことがあった優しい ほわ~  な光ではなく、なんかもうネオン状態!真っ暗な木の茂みがビカビカ光っています(笑)

 

この日はスライドドア、後部ドアを開け放ち、虫よけネットをセットしました。2人とも車内に入り、後部ドアのネット越しに見たものは・・・

 

大きな影。ふわりと動きます。

とまっていたのはでっっかい蛾!!ひぃぃぃぃぃ

 

彼は

「なんだ、パピヨン ド ニュイ(フランス語では “夜のチョウチョ”)じゃん。きれいじゃん。」と一言。

 

感覚的にチョウチョと一緒らしいです。なんか呼び方1つで得してるなーこの人たち!と思いました(笑)

わたしはここでもあまり周りを見ないほうがいいことを学びます。

たまに森の中からガサッという音が聞こえたりしましたが、ジャガー!!とかはありませんでした。

 

次の朝、若干の虫刺されはありましたが、大自然の中での目覚めはとても気持ちが良かったです。 

ジャガイモとチーズのパンケーキ?の朝食を済ませ、トレッキングの支度です。今日は川のほうに行ってみるとのことで、カピパラさんやもしかしたらアナコンダの可能性も!まだ諦めてません(笑)

 

しかし川、過酷でした。。。

 

靴を脱いで、太ももくらいまで浸かりながら川を渡ったり、川岸の苔の生えた大きな岩の間を通って行くのですが、滑って手をつこうとしたところにでっかいムカデ!!とか、もう避けようがないじゃん、行くしかないじゃんの連続でした。

 

彼は猫の爪のような形のトゲが生えたツルがおでこに刺さってました(笑)

 

ブヨにもいっぱい噛まれたし、頭ごと皮膚に潜り込んでくるへんな虫にも噛まれました。

 

なんだかもう脅しみたいになってますが(笑)、虫系が大丈夫なら、インディージョーンズが好きなら、満足できる場所だと思います!

わたしはやっぱり “森系” のアマゾンではなくて “川系” のアマゾンでピラニアとかワニとかアナコンダがよかったな~と思いますが、まあ良い体験でした!

もう行かないけど!(笑)

 

今では懐かしく思い出されるジャングル・・・その空気が少しでも伝われば嬉しいです^^

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ジャングルシリーズ(笑)はこちら ↓ 

(2017年10月) 

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虫、虫、虫ーーー!!!in ジャングル

こちらの写真、セミ・ジャングル トレッキングのスタート地点です(笑)

 

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この木と木の間から?・・・躊躇する間もなく冒険は始まりました。

インディージョンズのテーマ曲が、わたしの頭の中で鳴り出します(笑)

 

歩き出してすぐ、遠くから強い風のような、水のような、「ゴーォォォー  ゴーーオオォォーー」という音が聞こえてきました。ちょっと怖いくらいの深い音・・・これ、猿の鳴き声だそうで、オス同士が威嚇し合っているとのこと。

ガイドのおじさん、早速この音を頼りにグングン道を進んで行きます。

野生の猿が見られるかもしれないチャンス・・・「もう虫とかやだ」「その草の中とか絶対やばい」という心の声を封印し、頑張ってついて行きます。

 

森の中を歩く時、なるべく素手で木につかまったりしないように、と言われました。裏側に良くない虫や良くないヘビがいたりすることがあるからだそうです。

そんなことを言われても、滑ったりして確実に木を掴んでしまいそうなわたしは、100円ショップで見つけて持参していた『滑り止め付き軍手・2本指あき』を装着。そんなもの持ってきたの??と笑われても気にしません。

 

「近いぞ」

音を立てずにその場でしゃがむように指示されます。

おじさんが指をさした方を見上げると・・・

 

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き、きたぁーーーー

言ってもお猿さんなんです。動物園なんかで見たことがあるはずの。。。

でもこのドキドキ、なんでしょう。野生の迫力。木の上からこちらを見ている鮮やかなオレンジ色の猿に、すごく感動してしまいました。

このあと何匹かの猿がやってきて、こっちを見たり、木をガサガサ揺らしたり・・・しばらく彼らの行動を観察することができました。

 

そしてまた歩き出します・・・

 

土の上を何かがチラチラと動いているのが目にとまりました。

次に私たちが見たのはなんと!葉切りアリ!!!

なんだアリか、と思うかもしれませんが、わたしは大興奮 ♪♪ というのもこのアリ、若かりし頃に深夜の海外ドキュメンタリー番組で見て感動したアリたちだったのです。

葉っぱをちょきちょき切り取って、行列で巣に運んで行くアリたち。緑色の葉っぱがクルクルと地面を動いていく様子が現実にわたしの目の前に!

しゃがみこんで凝視してしまいました。こんな行動、誰に教わったんでしょう・・・本当にすごい!そしてかわいい!!

 

と、ここまでは良かったんです。

 

この後登場したのは、ありえない大きさのアリ!ハデな毛虫!ムカデ!全部でかい!

ジメジメの暑い中、草をかき分け、小川を跳び越え、おじさんが「こっちこっち!」と言う度、目に飛び込んでくるものは・・・虫!!

 

もう帰りたい・・・

 

帰ったところに待っていたのはパスタのディナー。電気なんかないので、テーブルには1本のロウソク・・・そして虫!!

 

T T

 

明日も頑張ります ♪

 

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(2017年10月) 

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デリカで川を渡った!!ジャングルトレッキングの拠点「ラ・チョンタ」に到着

トレッキングポイントに向かってジャングルの中を走っています・・・

前回からの続きです!

 

先に川を渡りきったおじさんが、向こう岸から叫んでいます。

「スピードを緩めずまっすぐ!いっきに来ーーーい!」

 

デリカ、走り出します!ザバァァ ザバァァと半分船!?な気分で川を渡り、スピードを上げて一気に砂利の坂を登ります!

ザリザリザリザリ・・・デリカさん、若干空回りしながらもクリア!よく頑張った!!

 

97年に日本で生まれ、平和な暮らしをしていたであろうデリカさん… こんな本気なジャングルで大活躍する日が来るとは、思ってもみなかったことでしょう(笑)

 

この後も「ここ通るんですか」な場面を何か所か潜り抜け、文字通り『ジャングル』なところへ到着。

 

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ラ・チョンタ(La Chonta)という場所で、Googleマップでも見つけることができます!今日はここで車中泊です。

 

近くにこんな ↓ スペースも。トイレとシャワーもあるようで(まだ実態は知らないところがポイント)、むしろ私たちにはちょっと贅沢ステイ ♪

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先ほどの娘さんが冷たいオレンジジュースを持ってきてくれて、そのままランチタイム!何かの肉(笑)のソテーをいただき、トレッキング前のくつろぎのひと時です。

かわいい子猫も2匹^^ すっかりリラックスモードなわたし・・・

しかし次の瞬間、

 

「ぎゃぁぁぁぁぁ」

 

にゃんこと遊んでいたら、石の上に干からびた大きなカエルが・・・そこに何やら見たことのない虫たちがうじゃうじゃ!!!

 

これが単なる “ジャブ” だったことに、間もなく気付かされます。。。

いよいよトレッキングに出かけます!

 

(2017年10月) 

 

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デリカでジャングルへ!どこまで行けるか・・・限界に挑戦!

ボリビア  ブエナビスタBuena Vista)から今度は南へ30km、目指すはジャングル地帯・・・と言いつつ、実はこの辺り、ジャングルの一歩手前「セミ・ジャングル」と言うそうです(笑)

案内所のおじさんの手書き地図を頼りに、まずはガイドさんをピックアップしに行きます。

 

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両側に木が茂った土の道をひたすら走ります。既にカラフルな色の鳥が木にとまっているのが見えたり、ちょっと大きめのトカゲがピョイピョイと道を横切っていったりします。

動物たちはあくまで野生なので、見られる時と見られない時がある、と聞いていたけれど若干期待が高まります・・・ちなみにわたしの目標はアナコンダ!(笑)

 

小さな集落のようなところにたどり着き、ガイドのおじさん、待っていてくれました!その娘さんも一緒で、ここから彼らの家があるところまで車で進んで行き、そこを拠点に3泊4日でトレッキングなどをする計画です。食事などは出していただけるとのこと!

 

おじさんはバイクで先導、娘さんにはデリカの助手席に乗ってもらい、わたしは後ろのベッドへ!

 

この道・・・甘く見ていました。

というのも道ではなく、何というのでしょう。泥の溝?を突き進んでいく感じです(笑)車体は常に左右に傾いた状態で、泥しぶきを上げながら進みます。

おじさんはたまにバイクから降りて、腰に下げていた大きな “ナタ” でツルとか小さな木をバッサバッサ切って行きます(笑)豪快です!

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わたしはほふく前進のような体勢になり、運転席のヘッドレストをがっしり掴んでいましたが、揺れる揺れる!(笑)油断すると左右に転がってしまう勢いです。

助手席の娘さんはさすが!そんなわたしを見て ははは と余裕です。

 

ちなみにアナコンダを見たことがあるか聞いてみたところ、見たことはあるけど結構レアとのこと。今回お目にかかれる可能性はちょっと低いようです・・・残念!

 

そんなこんなしているうちに、大きな川に突き当たります。しかも渡った先がそのままかなりの上り坂・・・川は結構な幅があり水の勢いもあります。

 

で、どうするかと言うと「渡る」んです。

 

深さは幸いタイヤの半分ちょっとくらいでしょうか。おじさん、先発でバイクのまま「バシャシャシャシャ!!」と渡って行きます。ここも豪快!(笑)

 

さすがにちょっと躊躇する彼。

そう、ここまでわたしが後ろでグワングワンしている間、彼はかなりグッドジョブな運転をしてくれていたのです!わたしだったら勢いに任せて横転していると思います。

 

意を決して発進!!次回に続きます ♪

 

(2017年10月)

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地球の裏側ののどかな町で、はじめて車のドアを開けたまま寝た話

はじめは予定していなかったアマゾン地帯に行ってみることにした私たち・・・

恐怖のサンタクルス(笑)から、更なる恐怖が待ち受けているかもしれない!ジャングルへ向けて出発です。

 

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まずは野生動物たちがいる国立公園の入り口となる街、ブエナビスタBuena Vista)を目指します。このルート、アスファルトで道幅も広く走りやすいのは良かったのですが、この旅でいちばん・・・ひかれてしまったワンちゃん・・・が多かったです T T

 

この日は途中のポルタチュエロ(Portachuelo)という小さな町で一泊することにしました。

サンタクルスのあとだから余計なのか・・・なんか地元の方たちがゆったり暮らすのどかなところでした^^

 

街の端に大きな農場があり、柵の外に大きな木が一本、ここに車を停めさせてもらいます。隣は白い壁で囲まれた大きな墓地の入り口でした。

近くに小さな商店もあり、ビールを買いに行くついでに、ここに一晩車を停めていても大丈夫か聞いてみます。この辺りは街灯もあるし安全だよ、とのこと。実はこの日、車を閉め切ってしまうととても暑く、できればドアを開けたまま虫よけネットを張って眠りたかったのです。

さすがに街の中なので危ないかな、とも思いましたが、公園で遅くまで遊ぶ子供たちを見て、農場の柵側にスライドドアが来るように車を停め、ドアを開けて眠ることにしました。

私たちのデリカ、見た目はただのワゴン車なのでこういう時いいのです。いかにもキャンプカー!な見た目だったらおそらく泊まれなかっただろうなという場面、たくさんありました。

 

次の朝、農場の主であろうおじさんがすごい早朝から馬車でやってきたのには驚きましたが、特に私たちの車を気にする様子もなく、平和でのどかな朝でした^^

 

この日の朝ごはん、少し移動してみると空き地にたくさんの屋台スタイルのお店が出ているのを発見!地元の人たちに混ざって、丸いブラッドソーセージ(血のソーセージ)ともっちりしたおイモのセット、何かの実のジュースをいただきました!

野良犬たちがそれぞれのテーブルの横で「ちょーだい」な視線を送っています。

地球の裏側の小さな町では、毎日こんな朝の風景が繰り広げられていたんだなぁ・・・と改めてこの旅のおもしろさを感じたりしました ♪

 

そして目的のブエナビスタに到着します!

インフォメーションを訪ねると、国立公園を管理している団体の方が、実際のガイドさんに連絡を入れ、そのガイドさんをピックアップする場所を手書きの地図で教えてくれました。

 

さあいよいよジャングルと呼ばれるエリアに突入です^^

 

(2017年10月)

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ついにやられた・・・ボリビアでスマホひったくり事件

ついに明かされる!!スマホひったくり事件の全容です。

in サンタクルス  ボリビア

 

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この事件がなければこのブログももっと充実していたに違いない・・・!

ここまでの記事で、「え、その話しておいて写真ないんかい!」なところ、実はあったと思います(笑)

 

この旅でいちばんダークかつ強烈な思い出を残してくれた街、サンタクルス(Santa Cruz)。“アマゾン” と呼ばれるエリアに近づくため、気温も湿度もこれまでになくぐんと上がります。

 

この日、街に到着した私たちは調べてあった滞在場所を目指して中心地へと入っていきました。たくさんの車が信号機のない交差点で渋滞し、なかなか進みません。

わたしはいつも通り助手席でスマホを片手に、地図アプリを見ながら彼を誘導する役目でした。車の窓は半分ほど開いていました。

 

バッ

 

今手に持っていたスマホが誰かの手によってもぎ取られました。

 

一瞬でした。

 

次の瞬間、スマホを「窓の外」から誰かに盗られたことを認識したわたしは、とっさにシートベルトを外し、外に飛び出しました。走っていく姿が見えたような見えなかったような・・・歩道からわたしのほうを見ている人がたくさんいます。

日本語で「どろぼうーー!!スマホとられたーー!!」と叫ぶわたし。けれど犯人がどっちへ行ったのかも既に分かりません。歩道の方へ行くと、見ていた若者たちが「地元のギャングだ」「あいつらを知っている」みたいなことを話しかけてきますが、既に警戒心でガチガチになっていたわたしは、彼らを無視して一度車へ戻りました。

 

戻ったところで彼にすごく怒られました。突然道路に飛び出して行ったわたし、冷静になると、絶対やってはいけないことをしてしまったなと。。。ああいう人たちはナイフや銃を持っていることもあり、追おうとするととても危険です。

 

自分の手から直接すごい力でスマホをもぎ取られたショックと、これまで撮りためていた写真を全て失ってしまったことへのショック(クラウドと連携させていなかったのはわたしのミスですが)で犯人への怒りが抑えきれないわたし。南米は日本人のわたしにとって安全面や衛生面でとてもギャップの大きな地域、これまでも、車の施錠や貴重品を目に付くところに置かないなど、日本とは違うことを常に頭に置いて注意していたつもりでした。けれど、車中で窓の外からとは・・・

 

その日、この街の安全性への懸念と高気温・高湿度で車中泊をする気になれなかった私たちは、小さなホステルに泊まることにしました。

 

宿のおじさんはいい人そうだったので今日起きたことを話すと、町の一角に “ブラックマーケット” 的な何でも売っているところがあって、そこで売られているスマホや腕時計などは残念ながらそういった盗品だ、と教えてくれました。

ギャングと呼ばれる若い少年たちは、ただ盗ったものをそこへ持って行き、少額の現金と換えてもらってその日のお酒やドラッグを買うそうです。。。

そんなことのために。。。

わたしの思い出を。。。

ぬぉあぁぁぁぁぁ!!!と一人で怒り爆発。

 

次の日、行ってみました。闇マーケット(笑)

 

たくさんの小さな小屋が並び、あまり衛生的とは言えないエリアです。茶色い水たまりを気にせずビーサンで歩く人たち。。。

購入するふりをして1件ずつ並んだスマホを見ていきます。

しかし店のにーちゃんたちと話して気付いたこと。わたしが持っていた Zenfone(ASUS)、知名度が全然低いのです。そんなメーカーのものは置いていないと言われます。ある店のにーちゃんは「ASUSの商品はこのマーケットでは見たことがない。ここでは、売れないものは “仕入れ” ない」と。

そこで道端にも注意を払ってみました。犯人、売れないから道に捨てたかもしれないので(笑)

 

結局、もちろん本体は見つからないので、せめて加入している旅行保険の手続きをしようと警察に行き、どこどこで盗難された、という書面を発行してもらいました。意外にも「おこづかい」は不要でした。

 

わたしが加入していた AIU 保険  「海外旅行保険のAIUいちおうリンク(笑)

 

サンタクルスは大きな街で、いろいろなお店やレストラン、素敵な教会などもありましたが、やはりわたしの中では “汚くて暗い” という印象になってしまいました。

そんなことがありつつも、彼はこういうトロピカル系のダークな雰囲気、結構好きだと言っていました。

 

この後、幸いタブレットも持っていたのと、カメラは無事なので・・・気を取り直して!旅は続きます!

 

(2017年10月) 

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とてもオーバーランダーらしい日々とボリビアでガソリンを買う難しさ

ボリビアの大きな街、スクレから北東へ約500km、2日かけてサンタクルスという街を目指します。

 

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1日目は途中小さな町の食堂でランチをし、ひたすら車を走らせます。ちょうど全体の半分くらいまで来ることができました。

 

この日『iOverlander』で見つけたキャンプスポットは、この旅でもかなり上位に入る良いロケーションでした ♪

メインの車道を外れ、川に向かって下りて行きます。ちょうどメインの道路を見上げるような位置に程よいスペースがあり、茂った草と大きな柳で周りからの視界も遮られたプライベート空間です(笑)

暗くなるまで川で水切り(平たい石を水面に投げて跳ねさせるやつ)をしたり、川に向かって投げた石が向こう岸に届くかどうか競ったり、なんだか大笑いしながら遊びました。

 

気温もよく、蚊もいないので、LEDランタンを柳に引っかけて外でご飯を食べ、ビールを飲み、久しぶりに「そうそう!こうゆうのがやりたかったのよ!」な感じでした^^

(夜草むらの中にトイレに行った彼は、ありえない大きさのクモを見た…と言っていましたが)

 

次の日出発すると、いきなり道の片側にたくさんのトラックが止まっているのが見えてきました。そのまま進んでいくと、いやな予感的中。工事のため通行止めになっているようです。1時間ほどで作業が終わってゲートが開くとのことで(もちろん1時間以上は待つ覚悟で)他の車同様そのまま道路に停まって待つことにしました。

幸い道の脇は草が茂った崖になっていて、下って行くとトイレスポットも見つけられそうな場所だったので、本を読んだりしながら気長に待ちました。

 

その後無事ゲートが開き、今日私たちが目指さなくてはいけないのがガソリンスタンドでした。数少ないガソリンスタンド、移動距離を計算しながら常にロケーションをチェックするのですが、この時あてにしていたラ・パリサダ(La Palizada)という街に到着すると、なんとガソリン/ディーゼル全て売り切れ!次に供給されるのは○日後・・・

地図上でそこから45kmほど先にもう1つガソリンスタンドのマークを見つけ、ぎりぎり行けるか!という距離だったので次を目指すことにしました。

 

ぐねぐねとカーブだらけの道で、ディーゼルの消費量の予測がつかずヒヤヒヤでしたが、どうにかロス・ネグロス(Los  Negros)という小さな町に到着しました。

ガソリンスタンド、ちゃんとありました!ディーゼルもあります。

ほっと一安心ですが、ボリビアでは本当に燃料の確保に苦労しました。スタンドがあっても、外車(カナダナンバーだったので)には売ってくれないところがたくさんあるのです。売ってくれても値段が高かったり、ポリタンクにしか入れてくれなかったり。国的にそういう決まりがあるようです。

このポリタンクから車のタンクにディーゼルを移す作業、本当に面倒なのです。タンクはめちゃくちゃ重いし手は臭くなるし地面にこぼれるし。

 

この日はの夜は昨日と打って変わって泊まる場所探しに苦戦します。。。

iOverlander で見つけた場所を目指して入った脇道は、車1台やっと通れるくらいの草が茂った細い細い道。途中、車がすれ違う時用なのか、少しのスペースがありましたが、デリカを停めるには狭すぎます。結局この道を引き返すことになり、このスペースを使ってUターンをするのですが、何回切り返したでしょう(笑)わたしが車から降りて、センチ単位で車を動かして行きます。

この日から『狭い道に入る時は、先に車から降りて人が見に行く』という新しいルールができました。

 

次の記事ではついに!あの事件の全容が明らかに・・・!!(笑)

 

(2017年10月) 

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