車旅 in 南アメリカ

南米でバンを購入!2017年7月から6ヶ月、チリ、ボリビア、ペルー、アルゼンチンを車中泊しながら巡った旅の記録です。

地球の裏側ののどかな町で、はじめて車のドアを開けたまま寝た話

はじめは予定していなかったアマゾン地帯に行ってみることにした私たち・・・

恐怖のサンタクルス(笑)から、更なる恐怖が待ち受けているかもしれない!ジャングルへ向けて出発です。

 

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まずは野生動物たちがいる国立公園の入り口となる街、ブエナビスタBuena Vista)を目指します。このルート、アスファルトで道幅も広く走りやすいのは良かったのですが、この旅でいちばん・・・ひかれてしまったワンちゃん・・・が多かったです T T

 

この日は途中のポルタチュエロ(Portachuelo)という小さな町で一泊することにしました。

サンタクルスのあとだから余計なのか・・・なんか地元の方たちがゆったり暮らすのどかなところでした^^

 

街の端に大きな農場があり、柵の外に大きな木が一本、ここに車を停めさせてもらいます。隣は白い壁で囲まれた大きな墓地の入り口でした。

近くに小さな商店もあり、ビールを買いに行くついでに、ここに一晩車を停めていても大丈夫か聞いてみます。この辺りは街灯もあるし安全だよ、とのこと。実はこの日、車を閉め切ってしまうととても暑く、できればドアを開けたまま虫よけネットを張って眠りたかったのです。

さすがに街の中なので危ないかな、とも思いましたが、公園で遅くまで遊ぶ子供たちを見て、農場の柵側にスライドドアが来るように車を停め、ドアを開けて眠ることにしました。

私たちのデリカ、見た目はただのワゴン車なのでこういう時いいのです。いかにもキャンプカー!な見た目だったらおそらく泊まれなかっただろうなという場面、たくさんありました。

 

次の朝、農場の主であろうおじさんがすごい早朝から馬車でやってきたのには驚きましたが、特に私たちの車を気にする様子もなく、平和でのどかな朝でした^^

 

この日の朝ごはん、少し移動してみると空き地にたくさんの屋台スタイルのお店が出ているのを発見!地元の人たちに混ざって、丸いブラッドソーセージ(血のソーセージ)ともっちりしたおイモのセット、何かの実のジュースをいただきました!

野良犬たちがそれぞれのテーブルの横で「ちょーだい」な視線を送っています。

地球の裏側の小さな町では、毎日こんな朝の風景が繰り広げられていたんだなぁ・・・と改めてこの旅のおもしろさを感じたりしました ♪

 

そして目的のブエナビスタに到着します!

インフォメーションを訪ねると、国立公園を管理している団体の方が、実際のガイドさんに連絡を入れ、そのガイドさんをピックアップする場所を手書きの地図で教えてくれました。

 

さあいよいよジャングルと呼ばれるエリアに突入です^^

 

(2017年10月)

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