車旅 in 南アメリカ

南米でバンを購入!2017年7月から6ヶ月、チリ、ボリビア、ペルー、アルゼンチンを車中泊しながら巡った旅の記録です。

私たちの「家」デリカの装備

私たちの車は97年製三菱デリカ/4WD。

今回は、もともとキャンピングカー仕様でないバンでどのように生活していたか!を紹介します。

寝る場所

後部座席を全て取り外し、自作ベッド + セミダブルサイズのマットレスを設置していました。キャンピングカー仕様の車ではないので、特にベッドでの寝心地については心配をしていましたが、下手なホステルよりずっと寝心地がよく、快適な空間でした。

自作ベッドについては、素人ながら Web サイトや Youtube を参考に設計図を書き、チリのホームセンターで木材やパーツを購入、3日かけて組み立てました!

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収納

ベッド下を収納スペースにしていました。2人分の大きなバックパックに加え、屋外用折りたたみテーブルやドローン、食材・キッチンツール・バーベキュー用の木や木炭などを積んでいました。

その他にルーフラックがあったので、車関連グッズ(各種整備用のツールやメンテナンス用品)はこちらに収納していました。

キッチン

バックドアを開けた状態限定ではありますが、折りたたみ式のキッチンスペースがありました。日本でもお鍋の時に使うようなガスコンロ1つと、冷蔵庫代わりにクーラーボックス、キッチンツールは最小限にとどめていたので、大・中・小がセットになったステンレス鍋とフライパン1つでした。

シャワー・トイレはなし! 

大きなキャンピングカーにあるようなトイレ・シャワーはなかったので、道中出会う大型キャンピングカーをうらやんだこともありました!

ここで、トイレについて女子向けに個人的な秘策を公開します・・・!もちろん誰もいない大自然でキャンプする日は “大自然の中でいい” ので全く問題はないのですが、現実には街の中で一晩過ごさなくてはいけなかったり、気温がマイナス10度だったり、よろめくほどの強風が吹いていたり、蚊が半端なかったり・・・といろいろあるんです。そんな時!今回の旅でいちばん役立ったグッズ と言いたいこちら ↓↓ 

 

 

絵的にだいぶあやしいですが(笑)女性用の簡易トイレなんです。男性が立ちションをするように用を足せる、汚い便座に座らなくて済む、という商品です。これの先をペットボトルにセットして用を足すのです(車内)。それを後で場所を選んで外に流す・・・という。活字にすると衝撃ですね(笑)衝撃ですが、このシステムのおかげでたいへん快適なバンの旅ができました。サバイバルですから。これくらいの適応力は必要だと思います!

次にシャワーについて。今回訪ねた4カ国でそれぞれ少し違いました。

 

チリ → ガソリンスタンドにシャワーがある所が多いです。長距離の物流が多いためか、ドライバーのための設備が整っている印象でした。

 

ボリビア・ペルー → 街の中にシャワー(ducha/ドゥチャ)があります。おうちにシャワーがないことが珍しくないからか、銭湯的な感じで現地の方が利用している場所です。

 

アルゼンチン → ガソリンスタンドにシャワーがある率が低く、いちばんシャワーを浴び損ねる日が多かった国です。ホステルなどでシャワーだけ借りることができるか交渉したりしていました。

 

・・・と言うわけで、基本何日かごとにシャワーを浴びるのに困ることはないのですが、時に川で髪を洗ったり、湖で沐浴したりしました(笑)

※その際、環境に考慮しシャンプー類は川や湖に流さないようにします!(水際から離れてすすぐ)

また旅の途中、同じようなバンに自作の温水シャワーシステムを搭載している人に会いました!車の屋根に、シャワー口を取り付けた黒い太めのパイプを積み、そのパイプの中に水を貯めておくというシンプルなものでした。日光で温めるシャワーバッグのような商品もありますが、まさにDIYでいろいろ工夫できる部分だと思います。

 

以上、このように自分のバンの装備を考えるだけでも楽しいですね ♪ 素敵な旅の思い出の一部になっています^^

 

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