車旅 in 南アメリカ

南米でバンを購入!2017年7月から6ヶ月、チリ、ボリビア、ペルー、アルゼンチンを車中泊しながら巡った旅の記録です。

私たちにとっては『ウユニと言えばウユニ塩湖』ではなく『ウユニと言えば車の修理』な話

ウユニで観光以外にしなくてはならなかったこと。。。車の修理です!

 

チリからボリビアに入って初めての大きな街、ウユニ。修理屋さんは観光客が集まるエリアとは全く別の、少し殺風景なエリアにありました。

 

f:id:sumirett:20180608222926j:plain

 

ツアーを利用してウユニに来た場合、地元の市場くらいは行く機会があるのかもしれませんが、ホテルやレストラン、お土産ショップなどは街全体から見ると中心の一部に固まっている感じです。

ウユニ塩湖だけ行ければいい、旅は安全に・便利に・日本にいるのと同じように過ごしたい、という方はいいのですが、ボリビアという国の素の部分が見たい、むしろカルチャーショック味わいたい!という方にはぜひ街の中をいろいろ歩き回ってみてほしいと思いました。

 

私たちも観光色の強い中心地で、アルパカの毛のセーターを物色したり、ハンバーガーを食べたり、バーに行ったりもしました(笑)が!やはり思い出に残っているのは、ローカルの小さな食堂に行ってメニューに生野菜・・・むしろ野菜が全然なかったことや(肉・フライドポテト・ごはん+ファンタ!のみ)、肉が硬すぎて飲み込めなかったこと、肉を焼く煙が食堂内に充満して何日か服の臭いが取れなかったこと、明らかな観光客プライスを値切って買い物をしたこと、道端でアルパカの肉炒めを食べたこと、地元の人に混ざって共同シャワーに通ったこと・・・そういう、日本とは全然違うボリビアらしい場面たちなのです。

 

話がそれましたが、修理の話です(笑)

デリカさんの「エンジンかからない病」は、エンジンをかけるための点火プラグが燃え尽きて溶けてしまっていたことが原因でした。このパーツを入手しなくてはいけない状況になりましたが、さすが日本車!さすが三菱デリカ!何日かかかるけれど注文は可能とのこと。

更に同じ問題が起きないように、点火プラグのオン/オフを手動で切り替えできるスイッチを構築してもらいました。寒さや標高のせいでエンジンがかからない時、点火は一度だけであとはオフに。こうすることで、点火プラグだけが異常に高温になってダメージを受けてしまうのを防ぐ、という作戦です。

その他にも、何日かかけていくつかのメンテナンスを終え、いよいよウユニ塩原へ出発できる準備が整いました!!

 

もう一つ、こちらの修理屋さんで同じくバンで旅をする仲間たちに出会えたことが大きな財産となりました。それぞれ違ったトラブルを抱え、窮地を乗り越えてきた人たち。

これまでの旅や、これからどこに行くか、旅のルートについて情報共有したり、お互いの車の装備を見て「いいね~ これ!」と語り合う時間は本当に楽しかったです ♪♪

 

f:id:sumirett:20180610212806j:plain

 

 (2017年10月)

お得な航空券一括比較『スカイスキャナー』