車旅 in 南アメリカ

南米でバンを購入!2017年7月から6ヶ月、チリ、ボリビア、ペルー、アルゼンチンを車中泊しながら巡った旅の記録です。

ツアーに参加せず恐竜の足跡を探す難しさ

インフォメーションでもらった地図によると、ジャルカ織の地、ポトロの周辺には恐竜の足跡が残されているスポットがいくつかあるようです。

 

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通常はツアーでそれらを効率よく回る、のだと思いますが私たちはこの日、無謀にも「恐竜の足跡探しツアー!」に自分たちで出かけたのでした。

先に言っておくと、後から後悔します(笑)

 

持っていた地図はとてもざっくりしたものだったので、町の人に聞いてみます。

 

「恐竜の足跡はどこですか?」

「あっちのほうだよ」

 

だいたい指をさして方向を教えてくれます。

街を出てのどかな田園風景の中をしばらく歩いて行くと小川が見えてきました。両岸が崖を切り崩したように壁になっていて、足元は大きな岩だらけです。すれ違ったおじさんに聞くと、川の左岸?で恐竜の足跡が見られるとのこと!

具体的なようで実はそうでもないことにすぐ気付きます(笑)

 

足元にごろごろと転がる岩をよじ登ったり飛び越えたり、水の流れに足を突っ込まないよう気を付けながら、横にそびえ立つ岩肌を観察します・・・確かに地層のようになっていて、いかにも!な感じはしますが足跡らしきものは見つかりません。

同じ情報しか持っていないはずの彼に、看板のようなものはあるのか?本当に左岸なのか?どれくらいの大きさなのか?などと詰め寄ります・・・そう、2人ともどういう風に見えるのか正解を知らないのです(笑)

岩肌の模様やくぼみが全部足跡に見えてきます。

 

彼が、登れそうなところから少し崖の上の方へ行ってみたり、わたしは右岸側もじっくり探したりしましたが「あった!」の瞬間は訪れません。。。

 

結局この日、私たちは恐竜の足跡を見ることはできませんでした T T 思えば周りに誰もいなかったし、果たして私たちが行ったエリア自体が合っていたかどうかも今となっては謎です。普段はあまりそう思わないのですが、ツアーに参加すればよかった・・・のケースでした・・・!

 

ただその後、道中(確かスクレを出る辺り)で分かりやすく足跡が保存されている場所を通りすがり、パチリ!岩肌に何種類かの足跡が見て取れます!

なので潔く!これで目標達成とします(笑)

 

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そしておまけですが、ポトロで見た神がかり的な夕焼け!

こんな雲は初めて見ました ♪

 

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(2017年10月) 

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再び!こんなところに日本人!な町、ジャルカ織で有名な「ポトロ」でお腹を壊す

インカ道を歩き終え、チャウナカを出発して更に東へと進んでいくと、いよいよポトロに到着しました!

 

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ここは村の中心に広場(プラザ)や教会もあり、家もたくさん建っていました。が、街の中はとても静かで、外にはあまり人がいません。

 

このプラザで車を停めて休憩していると、伝統の服を着た一人のおばちゃんが寄ってきて、織物を見ないかと声をかけられました。ちょうどいいので早速ついていくことに!

 

普通の一軒のお家に着き、中庭のようなところに通されると、まさにミュージアムで見たものと同じ織り機があり、ジャルカ織を織っているところを間近に見せてもらうことができました。

織り機のすぐ横に布を敷いて座らせてくれたのですが、見ている間、何の鳥かわからないけれど小さな鳥の赤ちゃんがピヨピヨとずっと周りをうろちょろしていました。

 

ピヨピヨ    ピヨピヨ

 

触らない方がいいのだろうけれど、足などに乗っかってきます…

 

ピヨピヨ        ピヨピヨ

 

おばちゃんは黙々と布を織っています。

 

若干どうしていいかわからない感じの空気が流れましたが(笑)、せっかくなので、いつからやっているのか、誰に教えてもらったのかなど聞いてみると、もう何十年も前にお母様から教わったとのこと。

何本もの縦糸の間に、棒を使って横糸を通していきます。編み図のようなものはなく、あのジャルカ織り独特の模様(人や動物がモチーフとなっていて、ストーリーがあるのです!)がおばちゃんの手によってどんどん紡ぎ出されて行く・・・ 素晴らしい技術だなと思いました。

 ↓ 『ジャルカ織』の模様。実際の写真ではなくごめんなさい・・・購入した本からです!

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彼は、気に入ったものがあればタペストリーをゲットして帰りたいと言っていたので、おばちゃんにも作品を見せてもらいました。残念ながらここでは欲しかったような大きなタペストリーはなかったけれど、記念にミサンガと小物入れを購入しました^^

 

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ただ、想定内ではあったけれど、別で観覧料もとられました(笑)

織物のミュージアムを運営する団体は、この伝統工芸を守るためにおばちゃんたちから作品を高値で買ってくれるそうです。なので例えば私たちのように直接訪ねてくる観光客に無理して値下げをして売ったり、せっかく作ったものが無駄になる、というようなことはないそうです。

 

ミュージアムでは、ジャルカ織りに限らず、この地域で作られる数種類の特徴が異なった織物が紹介されていましたが、飾られていた大きなタペストリーたちは本当に美しく、日本円でも数万~数十万円、という価格がつけられた高価なものでした。時間をかけて作られるこの素晴らしい作品たちが、この先もっと広まり、その販売利益が作成者に正当に還元される仕組みが続いて行くといいなと思いました。

 

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この日は街中の食堂でフライドチキン定食(ボリビアで定番)をいただき、そのままプラザで車中泊をしました。

この日、わたしは再びお腹を壊し、夜中にヘッドライトを付けて草むらにダッシュ、という修行な一夜を過ごすのでした!!

 

(2017年10月)

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気づかずにあの歴史的な「インカ道」を歩いていた話

今日は古代インカ帝国が築いたインカ道(Camino del Inca)をトレッキングするため、昨日デリカで通ってきたぐねぐね道を、地元のバスに乗ってスタート地点まで再び戻ります!

経緯はこちら ↓

 

朝、昨晩泊まった集落に面している道でバスを待っていると、向こうから1台の普通のバンが走ってきました。車内はすでにいっぱいに見えましたが、みんなギュウギュウと詰めて2人分の席を空けてくれました!

バンは結構なスピードで走り出しましたが、不思議と昨日のように怖くないことに気がつきます・・・。窓側の席ではなかったので外がダイレクトに見えなかったかったことが良かったのか、毎日ここを行き来しているであろう地元の運ちゃんに対する信頼なのか、だめなときはみんなだめという諦め(笑)なのか、はたまた隣でふかしたジャガイモをゆっくりと食べているおじいちゃんのせいなのか!!

あっという間にチャタキラに到着です。

 

インカ道は、あのマチュピチュ(ペルー)へアクセスする手段の一つとしてトレッキングコースが紹介されていたりしますが、実はこの道、総距離4万キロにもなるというものすごい規模の建設物なのです。

ここボリビアでもインカの人々が情報伝達や物資の交流のために実際に使っていた道・・・今日はその一部を歩くことになります!

 

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もちろん柵などはありませんが、人が歩けるように道がずっと続いています。

ところどころ、壁側の岩などにつかまらないと怖いような箇所もありましたが、山の中のほうに入っていくような構造ではなかったので、雄大な景色を楽しむことができました。私たちは2人でしたが、ガイドの方と一緒に歩いているグループもいました。

 

全体的に険しい道ではなかったけれど、思ったより距離が長く感じられ、2人して少しバテてきたころ・・・

石の敷き詰められた道をアップダウン・・足元に突如たくさんの牛のフン・・少し先には小屋のようなものが見えてきます。

 

なんだか見覚えがあります。

 

そこへ1人の少年が登場。確実に見覚えがあります。

 

なんと、その小屋(というかちゃんとしたお家です)は昨夜晩ごはんをいただいたお宅だったのです!

ここで2人して、昨日実はインカ道をすでに歩いていた、という衝撃の事実に気付いたのでした。 真っ暗すぎて、あの石段のアップダウンがまさかインカ道だとは全く気付かなかったのです。

・・・というわけで、昨夜ヘッドライトを付けて歩いた道を今度は周りの景色を見ながら、こんな壮大な景色だったんだね~!言われるとインカ道っぽいね~!と勝手に盛り上がりながら(笑)集落まで戻ったのでした^^(もちろん途中で同じ豚さんもいました ♪)

 

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こんなところに日本人!な町「チャタキラ」と「チャウナカ 」

スクレの街で伝統織物のギャラリーに立ち寄った私たち、もともとファッションや生地などに興味のある彼は、中でもジャルカ織(jalq'a weaving)が気に入り、実際それが作られている小さな村 ポトロ(Potolo)を訪ねてみよう!ということになりました。

 

 ↓ ギャラリーで本も購入!

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アクセス方法などの情報を集めに、スクレの街中にあるインフォメーションに行ってみると、他にもインカ道のトレッキングや、恐竜の足跡を見ることができるエリアに立ち寄れることがわかりました。

 

心配だったのは、自分たちの車/運転で危なくないかということ・・・というのも、このポトロにたどり着くには、舗装されていない山道を40kmほど走らなければならず、しかも地図上ですでに道がいろは坂状態になっているのを見てしまったからです。

地元のバスも通っている道だし、スピードを出さなければ大丈夫と言われましたが、わたしはギリギリまで “ほんとに行くの…?”モードでした(笑)

 

まずスクレを出て向かうのは、有名なインカ道(Camino del Inca)の始まり地点にもなっている、チャタキラ(Chataquilla)という小さな集落です。

インカトレイルはチャタキラからチャウナカ(Chaunaca)というところまで続く、6kmほどの車道とは別の山道(下の地図の点線の道)で、この方向だとちょうど下りになり、トレッキングを楽しむことができるという話でした。私たちはチャウナカよりも更に西に車で向かう予定なので、一度車でチャウナカまで行き(ここが恐怖のぐねぐね道)、車を置いてバスでスタート地点のチャタキラまで戻り、トレッキングをすることにしました。

 

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このぐねぐね道、この旅で二番目に恐怖でした。(一番怖かった道 in ペルーはまた別の記事で…!)

道幅は狭い、地面はガタガタ、すごいピンカーブ、すごい上り下り…ちょっと滑ったりしたら崖に落ちるだろ!という考えが頭から離れず、手汗がすごいことになっていました。彼は「わざとハンドル切ったりしない限り、こんな重い車が道から外れるのは逆に無理」と、結構ごもっともなことを言って冷静でした。

わたしは『見るから怖い』ということで、途中から帽子を目深にかぶり周りを見ないことにしました(笑)あのときは本当に運転ありがとう T T

 

辿り着いたチャウナカという集落では、地元の方が迎えてくれ、いろいろ案内をしてくれました。何もない素朴な集落でしたが、とても景色がよくて風が気持ちよかったです。

 

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この日は空き地に車を停めさせてもらい、夕飯を食べられるところがあると聞いたため、散歩がてら少し歩くことにしました。

が!山道は何しろ真っっ暗で、ヘッドライトで足元しか見えません。何やら石段のような道をひたすら上がったり下がったり…急に豚がいたり牛のフンがあったり…虫の目がオレンジ色に光っていたり...

たどり着いたところは誰かのおうちでした(笑)これまた真っっ暗な部屋に通され、おかあさんが作ってくれたマカロニスープをいただきました!美味しかった^^

 

明日はいよいよインカ道を歩くのですが、そこには衝撃の事実が待っていたのでした・・・次回に続きます !

 

(2017年10月)

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地元メシを満喫したり現地の学校に生徒のふりして潜入したりしたボリビア・スクレの思い出

ボリビア ポトシから更に北方向へ150km、たどり着いたのはスクレ(Sucre)という街です。

 

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スクレはかつてボリビアの首都(憲法上は今も首都)でしたが、現在はラパスが事実上の首都になっています。街の規模は、前回立ち寄ったポトシ < スクレ < この後行くラパス という感じです。

ここスクレは観光客もたくさんいたせいか、あまりボリビア感を感じませんでした。かなり久しぶりのスーパーマーケットもあります!(いつしか指標になっています)

スクレではいろいろ観光もしました。市民の方たちが集う大きな公園(Simon Bolivar Park)でくつろいだり、教会(La Merced)、歴史博物館(Casa de la Libertad)、伝統織物のギャラリー(Museum of Indigenous Art ASUR)にも行きました。

 

 

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そしてポトシですでにお気に入りだった市場のスタイルですが、ここにもとても大きな中央市場があり、朝・昼・晩と地元メシ?を満喫しました!

 

更にこの市場の中でお気に入りだったのが、果物屋さんコーナーとティータイムコーナーです。果物コーナーではおばちゃんたちが大盛りのカットフルーツをサーブしていて、夕食後のデザートに最適です!しかも安い!

ティータイムコーナー” はわたしが勝手に名付けましたが、こちらで有名なドリンク『アピ(api)』と薄いパン生地を揚げた『パステル(pastel)』を出しているお店が並んでいて、地元の人がみんなちょっと立ち寄っておやつタイムを過ごしていくのです。

このアピ、ガイドブックなどにも載っていますが、とうもろこしから作った甘くてとろっとした温かい飲み物で、紫色のとうもろこしから作った赤(紫)バージョンと白いとうもろこしから作った白バージョンがあり、これの赤に2人してすごくはまりました!

このあと立ち寄る町々でも、常にアピ屋さんを探すようになります(笑)

 

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そしてスクレでの滞在も、街の中バージョンでした。

あらかじめ「iOverlander」でターゲットにしていた場所が工事中でアクセスできず、ぐるぐる回ってたどり着いたのが丘の上にある建設中の競技場!

近くに学校と刑務所があり、人通りが少ない割には安全な感じのエリアでした。

プラス夜景がなんかきれい!

 

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ただ困ったのはトイレ・・・レストランや市場まではだいぶ距離があるし、その辺の草むらで、、と思っても刑務所の監視の人が高台のようなところから24時間見張りをしています。厄介だったのは、わたしのお腹の調子が良くなかったこと。ある朝、やばい!トイレ探す余裕なし!な状況に陥り、冷や汗ダラダラな中とっさに思いついたのが学校へ潜入作戦でした(笑)

あえてリュックを背負い、生徒に紛れて登校!ラッキーなことにすぐにトイレが見つかり、神様ありがとう・・・な瞬間でした。

 

このあと、ギャラリーに行ってみてすっかり興味を持った伝統織物『ジャルカ織』の本拠地ポトロへ旅するエピソードへと続きます ♪

 

(2017年10月)

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無料パーキングでおばちゃんに怒られたり本物のダイナマイトを持ったりしたボリビア・ポトシの思い出

ウユニから北東へ約200キロ。次はボリビアポトシ(Potosi)という街を目指します!

 

ボリビアは基本、過酷だった思い出の方が多いのですが(笑)このポトシという街はとても良いところでした。ヨーロッパ風の古い建物がたくさんあり、以前スペインに統治されていたことが見て取れます。

 

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この街は標高が4000メートルと高い上に坂道が多く、話しながら歩いていると完全にゼーゼー言っている自分がいました(笑) 

わりと大きな街ですがスーパーマーケット的なものがなく、肉屋、八百屋、パン屋・・・とそれぞれが小さなお店で売られています。それプラス、“車用品店だけが並ぶ通り” や “床屋だけが並ぶ通り” のようにディストリクトが分かれていて、中でもドレスやタキシード、パーティーグッズ店だけがひたすら並ぶ、名付けて “ウェディング通り” がちょっとカオスで印象的でした!

 

他にも移動式カートで駄菓子やフレッシュジュースを売っていたりして、ぶらぶら歩きを楽しめる街、という印象です^^

 

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そしてここでは、街の中での滞在となりました。

私たちの必須アプリ「iOverlander」で見つけた無料の公共パーキングに行ってみると、運良くスペースが空いていたので、ひとまずこちらに車を停めて街を散策します。道が交差したど真ん中にあるようなスペースでしたが、夜になると交通量も人通りもほとんどなく、そのままそこに泊まることができました。(歯みがきなどは道の端っこでささっと!)

 

ポトシは基本的に優しい空気が思い出される街ですが、実はこの次の日!車をパーキングに停めたまま出かけて戻ってくると、おばちゃんが何やら大きな声でギャーギャーと話しかけてきます。彼でも聞き取り難いスペイン語で何やら料金を払えと言っているようです。

ここは公共の無料パーキングだから払いませんと答えますが、自分はオフィシャルに駐車場を管理している者だ(そうじゃなくお金を回収しようとする人もいっぱいいます 笑)と、諦めません。

よくよく聞くと「この黄色いラインのところは〇時まで(私たちがいなかった時間)は有料だ」と言っているようです。足元を見ると確かに停めているところに微かな黄色いライン・・・ここは優先エリアとのこと。知らなかったけれど、そういうことなら、、と認めると、とんでもない金額を請求されました!

そんな金額を払う必要があるのなら標識などに罰則が書かれているべきだと反論し、5ボリビアーノ(80円くらい)だけ渡すと、文句を言いながら行ってしまいました。

 

ボリビアでの鉄則!『確認もせず言われた金額を払わない』です。たとえ警察であっても(笑)このあともいろいろエピソードが出てきますが、“お小遣い” を渡して意外とそれで済んだりします。

 

そして次の朝は・・・朝食とトイレ(重要)のために、中央マーケットに行ってきました。大きな体育館のような建物の中に、これまたたくさんの小さなお店がブースのように並んでいて、その2階がフードコートになっています。ブースごとにおばちゃんが一人いて、小さなスペースながらいろいろな朝食メニューを取り揃えてあります。

 

大きなマグカップで出てくるコーヒーと、具を選べる(スライスチーズ・アボカド・卵・ジャム・バターなど、それぞれ値段がついています)超シンプルなサンドイッチ、手作りマフィン、プディング、大きな塊からカットしてくれるチーズ・・・などなど。

 

相席のおじちゃん・おばちゃん、お店のおばちゃんと話しながらいただくこの朝食スタイルが、わたしはとても気に入ってしまいました ♪♪ 

 

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ここポトシからは、今も労働者たちがいる鉱山の見学ツアーにも参加しました!狭くて暑くて息苦しくて、エジプトのピラミッドツアーより過酷でしたが、本物のダイナマイトを持たせてもらったり、彼は見事に抜擢され、鉱物を滑車で引き上げる仕事を本気で手伝ったり、「ここ入って行くの?!」と逆にもう笑いが出てしまうような狭い穴の中へ入って行ったり、貴重な体験をすることができました。

結論としては参加して良かったと思います ♪

 

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(2017年10月)

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ウユニ塩湖のど真ん中で2泊3日過ごした話

 ウユニ塩原の真ん中で朝を迎えました!

前回記事 念願の!!マイカーでウユニ塩湖 からの続きです ♪ 

 

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わりといいお天気です。デリカさんも点火スイッチの新システムと、毛布・ビニールシートのマスクで完全装備のおかげか、日が昇るころにはエンジンかかりました^^

 

今日はトリック写真的なものも試そう!ということで、写真撮影大会です。

 

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・・・・・・・。

 

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はい。全然うまく行きません(笑)

三脚とタイマーで頑張りますが、ズレます。暑いしだんだん苛立つ彼(笑)このあとツアーで来ている人たちがガイドさんの手際良い指示で次々に写真を撮っている様子を目撃し、若干 ‘2人っきり’ のデメリットの部分を感じました^^;

 

本日向かう先は、魚の島(Isla de Pescado)と呼ばれる、塩原の中に出現する小さな島(乾季は島というより山?)です。たくさんの大きなサボテンが生えていることでも有名で、その島に登って行くこともできます。

 

島を目指してひたすら塩原を走って行くのですが、たまに地面に20~30センチほどの穴があいていて、覗くとけっこう深く、塩水が溜まっていました。ここにタイヤがはまったり、周りが崩れ落ちたりしたらかなりマズイだろうな、ということで、この日もかっこいいトヨタ ランドクルーザーたちが倍くらいのスピードで走っていくのを遠目に見ながら地道にデリカを走らせます・・・

 

魚の島(途中から “サボテン山” と呼んでいました)に着いてランチをし、少し上の方にも登ってみました。どこまでも続く真っ白地帯を見渡すことができます。

 

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ついでにこんなこともやってみました ♪

 

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この日は夕日を見ることもターゲットでした。

風が出てきてかなり寒かったけれど、2人で美しい夕焼けを見ることができました^^

 

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そして本日のキャンプ場所・・・風はどんどん強くなってきます。このサボテン山がちょうど風よけになる感じだったのですが、明日の日の出が山の逆側でした。。仕方なく、風がある程度よけられる場所で夕食を作り、その後、日の出をキャッチするために山の反対側に移動することにしました。それでもこの日の夕食、後部ドアの自作キッチン台では風が防ぎきれず、初・車内での調理を余儀なくされました・・・ コンロはアウトドア用で『室内利用禁止!』となっていたので、ビクビクしながら助手席にコンロを置き、風が影響しないぎりぎりのところまで窓を開け、狭い中でやっとこさの料理でした。彼は彼でデリカにマスク(ビニールシート)をかけるのに大苦戦。

その後、車ごと吹き飛ばされるんではないかという強風の一夜を明かしたのでした・・・

一生に一度は行きたかった夢のウユニ塩湖!自分たちの車で行き、泊まる場所を探し、ものすごい強風に四苦八苦する自分たちの姿・・・今思い返すとかなり笑えます。せっかくウユニなのに!(笑)でもこういう予想していなかった絵が逆にわたしの記憶にすごくリアルに残ることになり、いい旅だったなぁ~としみじみ思うのです ♪♪

 

次の日はまた何もない真っ白地帯を何時間も走り、ウユニの街に戻ってきました!

 

最後に街に戻ってから忘れてはいけなこと!「洗車」です。

雨季でなくても塩分の影響でいろいろなパーツが錆びたりダメになってしまうそうです。デリカさん、念入りに洗ってもらいました^^『ウユニから帰ったら、車を洗いましょう ♪』

 

(2017年10月)

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